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Date: 2011年04月05日

一週間が経ちましたBy まさき



南三陸町にやってきて、一週間が経ちました。
当初は一週間滞在の予定でしたが、もう一週間弱、いることになりました!

朝走っていたら、朝もはよから瓦礫撤去に勤しむショベルカーも発見!
南三陸町は復興に向けて、少しずつ前進しております!

最近は災害ボランティアセンターの受付・マッチング班から
地域支援・ニーズ調査班に移り、毎日各非難所を回っているのですが、

南三陸町の人達はみんないい人!そして強い人達です。

急いで非難した家の2階まで津波が流れ込み、
父親は必死で手を握り引っ張りあげたけど、
その間に祖父が持って行かれてしまったとか、

命からがら逃げ延びたけれど、道も瓦礫で寸断され陸の孤島状態。
5日で部落の食も底を尽き、屋根に赤旗を設置しようやく自衛隊のヘリが来てくれたとか、
餓死寸前で、津波に流れ海辺に散乱していた油くさい米を拾い集めて食べ、生き延びたとか、
凄まじい話ばかりですが…

感心なのは、誰ひとりとして、自分だけのことを考えて行動するのではなく、
食料を持ってる人は食料を、毛布を持ってる人は毛布をなど、
津波で何もかも流されてしまった人が沢山いる中、
持っている人は独り占めすることなく、みんなで持ち寄って、みんなに平等に分配して、
部落が、地域が、一丸となって大変な時期を乗り越えているんですね。

まさに、一人一人がヒーローです!
ビバ!南三陸町、ビバ!日本人ですよ。

「いやー、大変でしたけれども、今生きていますから、
頑張って生き抜くのみですよ」とニカッと笑ったおっちゃんを見て、

「ポルポト派に両親を殺されたけど、今をこども達と、新しい家族と、平和に生きています」
と、ニカッと笑ったカンボジアの青年を思い出しました。

笑える境遇じゃないだろうに、そんな笑顔を見せられてしまうなんて…。
僕も“できることから”精一杯生きなければ…と思うわけなんです!!

南三陸町の人達は、地域の人達の繋がり、コミュニティが強い上に、
ボランティアさんのお世話になるのは忍びない、できることは自分達でやる、
という意識を持っていて、感心してしまう半面、もう少し頼ってもらっていいのに、
もっと力になってあげたいと思います。

ボラセンとして、まだまだ十分にお役に立てていないのに、
「かえって遠くから皆さん来てもらって、大変有り難いです。」
とか
「沢山支援物質を頂いて、本当に有り難いことなんですけれども」
と、こちらが恐縮してしまうほどに、まずは感謝の言葉を頂き、
それからあれが足りないとか、こうした助けがほしいといった要望などを言ってくれるんです(T-T)

この人達の力に、少しでもなれるよう、滞在期間を延長して、
もう少しだけここにいようと思いました。
今日もがんばります!!

★☆黒田昌樹☆★

Posted by 双龍 at 05:47│Comments(1)

この記事へのコメント

昌樹が知らせてくれる被災地からの通信を心待ちにしています。
 被災された皆さんの逞しさ、優しさ、泣けてきますね。
 がんばれ昌樹、がんばろう皆さん!
Posted by きょうこさん at 2011年04月05日 08:27

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