双龍の“空回ってるうちに何かを巻き取るんですよ!!”

昨日の午前中に行ってきた
つくば市北条地区の竜巻被害に対する
災害ボランティア活動報告その4です


ローラー作戦で、北条地区の人たちの家を
一軒一軒回って、上がって来たニーズや、
僕の南三陸町での経験を踏まえて
活動の最後に色々ボラセンの社協の方にも
お伝えしてきたつもりなのですが、

一つ気になったのが、
ボラセンから派遣されるメンバーが、
ヘルメットを必ずしも着用していないということ。

僕も帽子は持参していましたが、
うっかり南三陸にも持って行ったヘルメットは
持参し忘れてしまったのですが・・・。
(どこにいったのかなあと、後で思い返してみたら
大道芸の演目の変更や改良にともない、
今は衣装と化していたんだった 笑)

土方のおっちゃんからも
「屋根の作業などで思わぬときに
瓦が落ちたりしないとも限らないので、
こうして屋根の作業してる横を歩ってるわけだからよう、
ボランティアさんも必ず作業用ヘルメットを着用してほしいと
昨日も本部に伝えたのになあ…」
と徹底してほしいという強い要望もありました。

確かにそんな話しが会ったすぐ後に

上から何かが落ちて来る場面もあり、
ローラー作戦で回った箇所も至る所で屋根の作業等していたので、
こりゃあ絶対に必要なことだなあと思って、

作業後に社協の方にも伝えたのですが、
「ボランティアに参加する人には
必ずヘルメットを持参してもらうようにしましょうか…」
というような感じで、あくまでボラセン本部で用意するというよりは
自己責任で用意して下さい・・・というようなスタンスに思えてならなかった。

そんなにたくさんじゃなくても市とかで作業用のヘルメット、
いくらかなら用意することは全然出来る気がするし、
こういう時のために、備えがあってしかるべきだとは
思うのだが・・・どうなんだろ？？

確かに基本ボランティアは自分で用意が原則だけど、
作業用ヘルメットは誰もが必ず持っているようなものではないだろうし、
もし自分で持ってこずにそのまま作業して怪我や
頭だけに死亡事故などに繋がったら
自己責任だけではすまされないので、
全員分とはいかないまでも、
いくらかでもボラセンで貸し出せるものを早急に用意した方がいいと
再度お伝えしましたが、
おっつかないような、めんどくさそうな雰囲気で残念。

と言っても、下手したら人の命に関わる問題なので、

帰って来た後も、
一応本部にその後、貸し出せるヘルメットは用意されたか、
もしくは用意するように動いているのか、
ボラセンに電話してみましたが、
なかなか繋がらなかったのはしょうがないとして、
やっと繋がったと思ったら
「その件はまた確認して連絡します。ガチャ」
みたいな感じで、それから全く連絡こず。電話も繋がらないので、

何かが起こってからでは遅いので、
しっかりと対策を立ててくれたかどうか、
心配に思ってます。

何か確認できればと思い、
市の関係者にも連絡してみましたが
今の所確認しきれず。

まあ、僕の取り越し苦労で、
社協の方が既に動いてくれていれば全く問題ないとは思いますが…

本日ボランティア活動に参加した人がもしいたら、
ヘルメットに関しては、どのようになっていましたか？

市の方も、社協の方も、精一杯動いてくれているし、
てんやわんやでいっぱいいっぱいなのは、
よくわかりますが、

せっかく“できることから”と
ボランティア活動に参加してくれた人が、
二次災害などに巻き込まれて怪我等することが
絶対にないように願うと共に、
万全の対策をお願いしたい次第です。

次回、もう少し想いを綴ってみます

Byまさき